彼とは親方の下にいる頃からの付き合いなので10年くらいの間柄でしょうか。
その彼、まぁ~とにかく朝が弱いんです。
僕が親方の下で働いてた頃はよく一緒に現場に入っていたのですが、何せ来るのが遅い!
平均10時出勤は当たり前でした。
独立してからもたまに応援で来て貰う事もありましたが、一番酷い時はお昼の12時出勤です!
そんな彼の事を付き合いのある方に聞いてみると
「心入れ替えたようで、ちゃんと朝も来てますよ」
との事。
それじゃあと思い、年に数件現場をお願いしたりしてました。
空き物件ばかりだったので、まあ遅れてもいいかなんて思いながらやってたんですが、今回依頼した現場はご入居されているお宅です。
6帖洋室の張替です。
通常なら一日で十分終われる現場です。
僕は僕で別の現場で作業してたその時、彼から電話が....。
丁度九時過ぎです。
現地で分からない事でもあったのかなと電話をでると.....
「道迷っとんねんけど、どないしよう」
.....なんで?
難しい道程ではありません。
僕
「今何処らへんなん?」
彼
「門戸厄神みたいやねんけど」
僕
「.....いやいや、門戸厄神やなくて清荒神やて!住所おくったやろ」
彼
「......」
そこから、電話でナビして結局着いたのが十時。
もう放っておこうかと思いましたが、一応確認の電話。
僕
「どうなん、終わりそう?」
彼
「八時くらいになっても終わらせるわ」
僕
「在宅やって!そんな時間までアカンやろ」
彼
「どうしよう」
結局は僕も行くはめになり、何とか完了できました。
僕
「十時にいってお客さんなんか言うとったんちゃうん?」
彼
「.....お一人ですか?って言われたわ」
そら言われるわ。
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