リフォームでの壁紙の張替…。
やっぱり今の壁紙よりはガラッとイメージを変えたい方も多いですし、僕がお客さんの立場だったら、同じ気持ちです。
僕がよくオススメするのは、機能性壁紙(汚れ防止、消臭など…最近ではトキワさんのマッスルウォールが多いかな)なんですが、ただ単に何でもかんでもオススメしてる訳ではなく、現在の下地状況などを考慮してオススメさせていただいております。
状況によっても様々ですが、張替の場合は新張に比べるとやっぱり仕上りが悪くなってしまう事が多いです。
それは何故かと言いますと、お住まいの年数が経つにつれて、どこかに不具合が生じてしまいますよね。
壁紙も一緒で、問題は壁紙の下になる壁の下地もやっぱり悪くなっていくんです。
壁の下地が悪いと、今まで表面上出ていなかった不陸や傷などが選ばれる壁紙によっては出てしまい、仕上りが悪くなってしまう事も多く、ご不満を感じられる方などがいられるからです。
張替時の問題はこれが一番多いと思います。
そういう場合はやっぱりこちらの進め方が悪い事が多く、見本帳をポンとお客さんに渡して、「ここからお好きな壁紙をご自身で選んで下さい」って感じで、アドバイスもせずにリフォーム向きでない商品を選ばれてしまう事…
これにつきます。
そこでリフォームでの壁紙選びのポイント。
・凹凸のある厚めの壁紙を選ぶ。
こういう商品を選ぶ事によって、張替時の下地の不陸などを抑える事ができ、仕上りがキレイになります。
また最近では各メーカーさんもリフォーム向きの商品を集めた見本帳もラインナップしてますので、そういうのを活用されるのもありかなって思います。
・職人さんに直接意見を聞いてみる。
やはり施工するのは我々職人です。
決して営業さんではないんですね。
営業さんをけなす訳ではなく、彼等はある程度の知識を入れていますが、それはあくまでも マニュアル。
やっぱり、現場を踏まれている施工者の経験に勝るものはありません。
あまり好みじゃない壁紙をオススメする事もあるかと思いますが、それは我々施工者にとっては仕上りを重視した結果なんですね。
「プロなら何とか出来るだろ」
何て言われる方もタマにおられますが、プロでも出来る事と出来ない事があります。
だから、アドバイスをする訳なんですね。
これは逃げてる訳ではなく、アドバイスを出来る事もプロなんだと僕は思っています。
リフォームや壁紙の張替などは恐らくお客さんにとって、一生に二度三度だと思います。
こんな話も参考にしながら、納得いかれるリフォーム&張替をしていだだきたいと思います。

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