あまり馴染みのない商品だと思います。
僕自身も20年程この業界に居ますが数える程しか扱った事がありません。
やっぱり多く扱ってるのは日本の壁紙ばかりです。
いわゆる「クロス」って呼ばれる物です。
それもただただ白いって物…
たまに柄物もあるか(笑)
そんな感じで日々を過ごしてるんですが、今回あるイベントで輸入壁紙に触れる機会があり参加してきました。
先ずこんな感じでみんなで張ってみました。


日本のクロスの主流は塩化ビニールが殆どですが、こちらは紙が素材の壁紙です。
クロスに比べると扱いが少し難しいですが、この柄と色の発色はやはり独特な感じがします。
次は張った紙壁紙の上に不織布(フリース)の壁紙を張りました。

フリースってあまり馴染みのない商品だと思いますが、実はこれが世界のトレンドなんです。
日本の主流が携帯電話とかで言われたようにここも「ガラパゴス」なんですね。
ある意味「日本らしい」かも(笑)
かと言って、輸入壁紙が全てにおいて優れているかというと僕の感想ではそうでもありませんが(笑)
日本には日本人の価値観、海外の方はまた違った価値観があるように、日本の壁紙は日本人にあった壁紙なんだと思いますし、実際僕もそうだと思います。
ただ、世界の壁紙事情も知っていれば自分自身のスキルアップにもなりますし、これからの提案力にも繋がってくると思っています。
輸入壁紙を扱っているメーカーさんがおっしゃってましたが、日本での輸入壁紙の普及率はたった0.3%…
簡単に言えば1000戸の家のウチ3戸しか使われていないようなものらしいです。
しかし、着実に浸透していくであろう「輸入壁紙」
新たな選択肢に一つ検討するのも良いかも知れませんね。
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